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ゲーム観戦の予測はなぜ楽しいか

きっかけとなったのは、自分のtweet。






これは経験的な直感だが、以前から考えていたことだ。直感だけどそう外れてもいないように思う。予測を期待と言い換えてもいい。


Starcraft2の観戦をしているとき、少なくとも私が観戦するときは、「この人はここからこうするんじゃない?」「これは不利になって負けそうだね」等、まず予測を立てる。通話していればそれを共有するようにおしゃべりする。
そののち、「ああやっぱりね」と確認したり、「えっどういうこと?」って驚いたりして、予測の結果の変化を楽しむ。
予測と結果。これが楽しい。

ここで重要なのは、時に確信を持った予測が裏切られるという事だ。もし全てが予定調和通りに進んだらそこまで楽しいだろうか?むしろ、わけわからないオーダーをとったり、化け物じみたマイクロだったり、超人的な感覚でツボをつく動きをとったり。見たらワーオってならないか?私はなる。
予測しつつ、確認しつつ、でもたまにそういう驚きがあることで楽しみが増す。オペラント条件付けにおける強化スケジュールの話を連想するものがある。これはざっくり言って、不規則な物には依存性があるという感じ。


私は、「知識があるプレイヤー」「知識をもって」「プロの行動を解析する」ことで生まれる予測と驚きが観戦の面白さを的確に言い表しているとは思えない。知識は「予測」そのものをもたらしているのではなく、「細かい予測の頻度」と「各予測の精度を高める」効果を出しているにすぎない。
また、驚きに関しても、知識があるがゆえに、多くの予測が成り立ち、多くの驚きが生まれるとする見方もあろう。それはそうなのだが、しかし実際に観戦している自分を振り返って、そんなに細かいところを全て覚えているか?少なくとも自分は答えがノーであると言わざるを得ない。

一番重要なのは勝利に直接かかわるような驚きだ。その途中少し自分の知ってる知識と異なって妙だな、と思ったところで、それが大きな効果を発揮しない限り頭に残らない。アップグレードの順番が入れ変わってるのはせいぜい明日のゲームでこれ試してみようかなと思う程度の事でしかない。


だから重要なのは、知識がなくても直感で、これはこうだなと予測できるという事である。驚きを体験させることだ。
自称知識のあるプレイヤー達からは、この知識を司会や解説が初心者に説明するように提供すべきとする言い分も聞く。私から見れば非プレイヤー層の観察力をバカにしている節があると思う。starcraft2で見れば単純に量が違うとか、なんか強そうなユニットがいるとか。MOBAでいえばアイテムが強そうとかレベルが高いとか、頻繁に死ぬとかタワーが壊れてるとか。それはゲームのルールを知るまでもなく画面を見た直感で分かるし、そのうえで司会のテンションで伝わるものがあるだろう。実際のところスキルの細かい効果を知っている必要はなく伝える必要もない。それはプレイヤー向けの情報だ。どうしてどっちが勝ちそうか、今何が重要なのか?そういう糸口を与えればあとは画面内から情報を思うがままに解釈して予測が勝手に働くものなのだ、人間は。時に司会は間違っていてもいい。


また、予測→結果が出る、までのタイムラグも重要だと思う。あまりに間延びしてしまうと飽きるだろう。展開が急速すぎると何が何なのか分からず予測を立てる事もできないだろうし、反応しきれない。予測にはそれを組み立てる時間が必要だ。結果には味わう時間が必要だ。



この種の話をリアルスポーツ観戦と比較するとか、実際にどう楽しませていくかとか、もうちょっと深めた議論は出来るだろう。また、観戦には他人がいるから、コミュニケーションにまつわる楽しさや、知り合いの選手だからとか帰属意識とか、イベントそのものの楽しさとか、選手の人物ドラマなど、他にも色々と要素があるであろう。
その事は理解しつつも、文字数が多くなろうし、ひとまずはここで筆をおくとする。(このセリフ言ってみたかった)
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